ブチログ

自分のホビーな日々を語って行きます。

映画「AKIRA」から感じた現在。

映画のアキラを久々に見直しました。アキラの世界では1988年に日本崩壊後、2019年に日本が再建されつつなかオリンピックを翌年に迎えていますが、政権に対してデモが行われるなど退廃的な世界観です。

主人公の不良少年、金田は仲間の鉄雄が事故に巻き込まれ超能力者として覚醒、暴走するのを、己のケンカとしてけりをつけるため闘いに向かいます。

奇しく同じ2019年、オリンピック開催国としての立場など、この世界の日本と被っています。

映画で語られた破壊と再生の物語も今の日本に当てはまると思うのです。

主人公金田が日本として、鉄雄は世界とするとしっくりくるものがあります。

世界の進む道は、日本では手をだすことが出来ません。多様な力の流れはある種の暴走さも産み出しています。その暴走は力なき物が力を得るための暴走や、己の力を支配するために使われています。

こんな意見は大雑把な意見でツッコミが入るでしょうね。

その世界に対してどのような結末を迎えるか?

映画「アキラ」では鉄雄の力の暴走が止まらなくなり、眠っていた最強である超能力少年「アキラ」の力で消滅に向かい、金田の手の中で消滅します。

現実はどうなるのでしょうか?世界の暴走は消滅に向かうのか?日本はその中でなにができるのか?

偉そうに書いてなんですが、私はなにも出来ません。無力です。

ただ、少し自分を前に進めることが出来るかもしれません。

それは世界は変えられないけど、自分の持つ世界に対しては少しは影響を与えることが出来るはずです。

今回、アキラを見直すのは久しぶりでしたが、色々と考えることが出来ました。

やはりアキラは傑作でしたよ。

それではまた、ぶちでした。

 

AKIRA 〈Blu-ray〉

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